雨の飛沫の光が胸の 咎をヂクヂク責め立てる
打つ雨音のかき消すなかに 聞えるしんとあなたの声が
涙じゃない雨頬から胸に 熱冷ますよに流れても
顔を見上げて雨粒受けて 差し出す指先風に消え失せ
アップル社は,マックOS X 10.0.2のアップデートでFTPのセキュリティーホールを修正した。こんなに早く修正を配付してくれるのはすばらしいことだが,アップルはセキュリティーホールがみつかったとき,素直になってコンピュータ緊急対応センター(CERT)のようなセキュリティ関連グループに問題を認めるようにしなければいけない。Sudoのセキュリティーホールは,まだ手付かずのようだ。
同じく問題となっていたネットワークタイムサーバー(NTP)の穴も,10.0.2で修正されていたようだ(Apple Security Updates)。きちんと事情を認識し,その機能を停止していたユーザー以外は,すべてのマックOS Xが対象とも云えたわけで,影響は大きい。今後もこのようなことは起こり続けるだろうが,そのときにセキュリティーの不備についてアップルが口を噤むことは,おおむねマイナスとなる。ユニックスウェアとしてのマックOSは,ユニックスのよい面とともに,悪い面の影響からも逃れることはできない。
雨と云うよりも嵐だった。5月の新緑の原の上で,緑は吹きちぎられ,雨が叩き付けていた。破れた傘など差し続けているよりは,雨に濡れて,その冷たさを思い知った方がいいのかもしれない。大切なことは,どっちかっていうと,自分の弱い部分にある,と教えてくれた,あの人を思いながら。
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